「かずき」と「けんた」の大冒険 第一章 出会い それは、むし暑い夏の日、 そう夏休みだった。 かずきはある男の子にであった。 それは、かずきと同じくらいの子だった。 いがいに頭がよさそうな顔だったので、かずきはいった。 「みねえ顔だな」 男の子はいった。 「いきなりみねえ顔とはなんだ。引越してきたばっかだから仕方ねえだろ」 二人たりとも口が悪かったので、けんかは続いた。 「このやろう」 「なまいきなふざけんじゃねえ」 なぜか二人がけんかをしている間になかよくなっていた。 「名前なんていうんだおれかずき」 [おれはけんた。よろしくな」 やがてかずきとけんたは、毎日のように遊んでときには家で 遊んでいた。 これが、かずきとけんたにとってとてもいい思い出となった。 天才男 かずきとけんたは遊んだあと毎日勉強した。 かずきは歴史、けんたは実験や研究が好きだった。 他にもけんたは力もちで、かずきは運動と二人はスポーツも好きだった。 学校の成績で一位を取っていた。 本もたくさん読んでものしりだったし、しっかりものであった。 それから二人は学校で天才男といわれていた。 どのくらい勉強しているのかというと、毎日かならずはやくて三時間も勉強していた。 両親もそれを見てびっくりしていた。 これは、かずきとけんたもどのくらい凄いということは知らなかった。 キャンプ いつものように遊んでいたかずきとけんたは、二つの家族でキャンプに行くことになった。 「かずき」と「けんた」はとても楽しんだ。 キャンプファイヤーや、鬼ごっこ、テントの中でゲームもした。 当然遊んだあとは勉強した。 これで、一日目は終わった。 そして二日目、かずきとけんたはいつもより早く起きた。 森の中を探検したかったからだ。 「あっち行こうぜ」 「あそこに泉があるぞ。」 そして、けんたはあるものを見つけた。 「おい、あそこを見ろよ」 かずきは見た。 「なんだあれ」 それはとても不気味な洞窟であった。 謎の洞窟探検 かずきはあまり行きたくなかった、けど けんたが言った。 「いこうぜ」 かずきもしかたなくついて行った。 そうとはいっても。 洞窟なのでとても暗かった。 かずきが、言った。 「どうする?」 けんたは言った。 「まかせておけよ」 そうすると けんたはバッグの中から木の棒と、マッチを出した。 それで、マッチで火をつけ、木の棒に火を移すと言った。 「松明(たいまつ)の完成だ」 中に入ると3つの道があった。 上、右、左 とあったから、最初、右のほうに行った。 そすると一本道になっていた。 そして、かずきとけんたは落とし穴のような場所にはまって 目をあけると 不思議なところに居ていた。 「ここはどこ」 かずきは、上のほうを見たが 落とし穴のような場所はなくなっていた。 江戸時代? とてもびっくりした二人は不思議な所にいた。 かずきは言った。「ここは今の時代ではない。江戸時代だ。」 とりあえず江戸の町に入ってみた。 そして、住人はおどろいた。 それはそうだ。 二人は何も考えず普通の服とズボンで リュックなんか普通に背負っているから、 住人から怪しい者だといって 指名手配されていた。 二人は急いで逃げて隠れていた。 「早く変装しなきゃ。」 「でも何も服を持っていないから逃げるしかないぞ」 これで、かずきとけんたは逃げることしかできなかった。 大泥棒 逃げてきたかずきとけんたは、チラシを見つけた。 チラシには、「五千円が盗まれた。大泥棒が盗んだぞ。」 と書かれていた。いったん自分たちが怪しまれていると 心配になったけど、すぐに気が変わった。 「よし、泥棒をつかまえよう」 けんたが言った。 「そうしよう」かずきも言った。 そして、ふたりは、住人に気づかれないように 怪しい人をさがした。 そして、ついに 人の家を、あっちこっち覗いている人をみつけた。 その人は、証拠に五千円を持っていた。 ふたりは、全速力で走った。 そして、ついに大泥棒をつかまえた。 そして、大声で叫んだ。 「犯人、捕まえたぞ」 住人が来た。 それで、証拠の五千円を見て、犯人は捕まった。 こうして、かずきとけんたは、町の人から追いかけられずに 町の人気者になった。